きょうは何度か質問をいただいた
チタンワイヤーでビルドしてDNA200で楽しむための初めての方向けのガイドを
複数回にわけて書き込んでいきたいとおもいます。
このブログで使用するのはDNA200はLost Vape のEfusionですが
どのDNA200 Modでも同じです。
温度管理でVapeを楽しむには、個人的にはやっぱりある程度信頼がおける
温度管理機能をもった電子基板、
はっきりいってしまえばSX 350J/SX 350J V2まはたDNA200がいいと思います。(現時点で)
温度管理機能付きのデバイスがリリースされた当初はNi200 ニッケルワイヤーがメインでしたが、
デバイスがチタンワイヤーやステンレスワイヤー
(SS304、SS316、SS316L etc)などをサポートできるようになり
温度管理用コイル(Temperature Sensing コイル)の選択肢が広がってきています。
なぜ温度管理ができるのか?
簡単にいってしまえば、
Temperature Sensing コイルの金属、Ni200 ニッケルなどは
温度変化によってコイルの内部の抵抗値が一次的に比例して変化していきますので電子基板のチップが
アトマイザーの抵抗をもとに温度の上昇を正確に予測、管理できるのです。
Steam EngineのWire WizardのページでNi200の温度変化と抵抗値の変化の係数のグラフ。
直線的なのがわかると思います。
この温度変化と抵抗値の変化の係数が
TCR(Temperature Coefficient of Resistance)、またはTFR(Temperature factors of resistance)と
呼ばれるものです。 ここら辺の違いとかはまぁ省略します。
DNA200の場合は温度管理機能はデフォルトではNi200の
温度係数値を使用しますので、もし他の金属のワイヤーを使用するためには
TCR/TFRのCSVファイルをプロファイルにアップロードして設定する必要があります。
つまりDNA200ではTemperature Sensing コイルのTCRをアップロードまたは変更することで
どんな金属のTemperature Sensing コイルでもサポートできるということです。
SX350JでもこのTCRの設定を変更できますが
DNA40などは常にNi200の係数で温度管理されますので
チタンワイヤーを使用する場合などは設定の温度を金属に合わせて低く設定するなど
する必要がありますが、個人的には無理やり使用するのは推奨しません。
(だいたい設定温度100°F (40°C)程度低くするのが目安といわれています。)
Lost Vape Efusionの場合は
Evolv社が作成したオフィシャルなLost Vape EFusion DNA200用の設定ファイルのリリースされて
通常販売されているEfusionにはすでにこの設定ファイルは出荷時に使用されているはずです。
設定ファイルのリリース前にご購入された方はこちらを参照:
はじめてのDNA200 (Lost Vape Efusion DNA200編) オフィシャルのLost Vape EFusion DNA200 設定ファイルを利用しよう!
またご自分でもSteam EngineのWire Wizardなどからご使用のTemperature Sensing コイルの
DNA200のTFRをダウンロードできます。
TCR/TFRのCSVファイルのアップロード方法はEscribeのマニュアルを参照してください。
日本語訳はこちら:
はじめてのDNA200 (Lost Vape Efusion DNA200編) -ESribeをいじってみよう!まずはEScribeユーザーマニュアル日本語版を
*日本語マニュアルは最新版のEscribeにあわせてまだ更新していませんのでごめんなさい。
でもほとんど同じです。
さてここでは
Evolv社が作成したオフィシャルなLost Vape EFusion DNA200用の設定ファイルを使用していると仮定します。
その場合はのチタンワイヤー用のプロファイルはProfile 4です。
チタンワイヤーでビルドしたコイルを使用したアトマイザーを使用してVapeするときは
このチタン用のProfile4 (またはご自分でProfirleをカスタマイズした人はそのProfile)を
必ず選択する必要があります。
DNA200でアトマイザーを変更したときは必ずご使用中のProfileを
ファイヤーボタンを押す前にかならず確認してください。
まぁ、いちいち確認しなくても、少なくともどのProfileを使用しているか、
Profileの設定内容がアトマイザーにあっているか100%自信をもてないときは
ファイヤーボタンを押すのはやめましょう。
これ実は非常に重要です。
カンタルでもNi200でもチタンでもビルドしてアトマイザーをとっかえひっかえ
使用するとだんだんわからくなってきたりするものです。
そんなバカなって思う方がほとんどかもしれませんが
混乱するおっさんはココにもいるんですよね。。。
余談ですが、コイルの種類毎にプロファイルを設定するのもいいですが、
やっぱり推奨するDNA200のプロファイルの設定は1アトマイザー、1プロファイルです。
コイルを変更したらそのプロファイルも合わせて確認・変更するっていうほうがいいかなって思っています。
前置きだけでかなり長くなってしまいましたので
次回に続く。。。
YouTubeで見つけたチタンワイヤーのビルド一例。
マイクロコイル化していない例です。
チタンワイヤーでビルドしてDNA200で楽しむための初めての方向けのガイドを
複数回にわけて書き込んでいきたいとおもいます。
このブログで使用するのはDNA200はLost Vape のEfusionですが
どのDNA200 Modでも同じです。
温度管理でVapeを楽しむには、個人的にはやっぱりある程度信頼がおける
温度管理機能をもった電子基板、
はっきりいってしまえばSX 350J/SX 350J V2まはたDNA200がいいと思います。(現時点で)
温度管理機能付きのデバイスがリリースされた当初はNi200 ニッケルワイヤーがメインでしたが、
デバイスがチタンワイヤーやステンレスワイヤー
(SS304、SS316、SS316L etc)などをサポートできるようになり
温度管理用コイル(Temperature Sensing コイル)の選択肢が広がってきています。
なぜ温度管理ができるのか?
簡単にいってしまえば、
Temperature Sensing コイルの金属、Ni200 ニッケルなどは
温度変化によってコイルの内部の抵抗値が一次的に比例して変化していきますので電子基板のチップが
アトマイザーの抵抗をもとに温度の上昇を正確に予測、管理できるのです。
Steam EngineのWire WizardのページでNi200の温度変化と抵抗値の変化の係数のグラフ。
直線的なのがわかると思います。
この温度変化と抵抗値の変化の係数が
TCR(Temperature Coefficient of Resistance)、またはTFR(Temperature factors of resistance)と
呼ばれるものです。 ここら辺の違いとかはまぁ省略します。
DNA200の場合は温度管理機能はデフォルトではNi200の
温度係数値を使用しますので、もし他の金属のワイヤーを使用するためには
TCR/TFRのCSVファイルをプロファイルにアップロードして設定する必要があります。
つまりDNA200ではTemperature Sensing コイルのTCRをアップロードまたは変更することで
どんな金属のTemperature Sensing コイルでもサポートできるということです。
SX350JでもこのTCRの設定を変更できますが
DNA40などは常にNi200の係数で温度管理されますので
チタンワイヤーを使用する場合などは設定の温度を金属に合わせて低く設定するなど
する必要がありますが、個人的には無理やり使用するのは推奨しません。
(だいたい設定温度100°F (40°C)程度低くするのが目安といわれています。)
Lost Vape Efusionの場合は
Evolv社が作成したオフィシャルなLost Vape EFusion DNA200用の設定ファイルのリリースされて
通常販売されているEfusionにはすでにこの設定ファイルは出荷時に使用されているはずです。
設定ファイルのリリース前にご購入された方はこちらを参照:
はじめてのDNA200 (Lost Vape Efusion DNA200編) オフィシャルのLost Vape EFusion DNA200 設定ファイルを利用しよう!
またご自分でもSteam EngineのWire Wizardなどからご使用のTemperature Sensing コイルの
DNA200のTFRをダウンロードできます。
Steam Engine Wire Wizard
http://www.steam-engine.org/wirewiz.asp
Wire Builder セクションでコイルの種類等を選択して、
Temperature controlの ”DNA200"から ”Download TFR table as CSV"でダウンロードします。
TCR/TFRのCSVファイルのアップロード方法はEscribeのマニュアルを参照してください。
日本語訳はこちら:
はじめてのDNA200 (Lost Vape Efusion DNA200編) -ESribeをいじってみよう!まずはEScribeユーザーマニュアル日本語版を
*日本語マニュアルは最新版のEscribeにあわせてまだ更新していませんのでごめんなさい。
でもほとんど同じです。
さてここでは
Evolv社が作成したオフィシャルなLost Vape EFusion DNA200用の設定ファイルを使用していると仮定します。
その場合はのチタンワイヤー用のプロファイルはProfile 4です。
チタンワイヤーでビルドしたコイルを使用したアトマイザーを使用してVapeするときは
このチタン用のProfile4 (またはご自分でProfirleをカスタマイズした人はそのProfile)を
必ず選択する必要があります。
DNA200でアトマイザーを変更したときは必ずご使用中のProfileを
ファイヤーボタンを押す前にかならず確認してください。
まぁ、いちいち確認しなくても、少なくともどのProfileを使用しているか、
Profileの設定内容がアトマイザーにあっているか100%自信をもてないときは
ファイヤーボタンを押すのはやめましょう。
これ実は非常に重要です。
カンタルでもNi200でもチタンでもビルドしてアトマイザーをとっかえひっかえ
使用するとだんだんわからくなってきたりするものです。
そんなバカなって思う方がほとんどかもしれませんが
混乱するおっさんはココにもいるんですよね。。。
余談ですが、コイルの種類毎にプロファイルを設定するのもいいですが、
やっぱり推奨するDNA200のプロファイルの設定は1アトマイザー、1プロファイルです。
コイルを変更したらそのプロファイルも合わせて確認・変更するっていうほうがいいかなって思っています。
前置きだけでかなり長くなってしまいましたので
次回に続く。。。
YouTubeで見つけたチタンワイヤーのビルド一例。
マイクロコイル化していない例です。