今日は久しぶりの初心者ガイド的な書き込みを。
たまにいただくビルドなどの質問へのいままで書いた答えなどを踏まえて
ビルドの基本的な知識、情報をまとめたいと思います。
これからビルドしてみたいとおもっている初心者の方向けですので、
すでにビルドしている人はすっ飛ばしてください。
まずはワイヤーの基礎中の基礎知識。
ちょっと前まではワイヤーといったらKanthal ワイヤー(カンタル線)でしたが
今はいろんな材質のワイヤーがでていますのでビルドもますます楽しくなっています。
これからビルドをはじめようと思っている方にはちょっとややこしいかもしれません。
でも昔よりショップもたくさんできたし、経験と知識が豊富な方もたくさんいるとおもいますので
Vapeの初心者の方もビルドにも入りやすくなってきたと思います。
ワイヤー(コイル)の基本的情報は以下の通り。
まずはワイヤーを購入する際にはこれらの情報をチェックしてください。
ワイヤーの材質
Kanthal(カンタル線)、Nichrome(ニクロム)、Titanium (チタン), Stainless Steel(ステンレススチール),
Nickel(ニッケル)などなど、
材質のなかでもさらに種類、質によっていろいろと細分化されています。
たとえばKanthalでも Kanthal A1 resistance wireとKanthal A resistance wireがあります。
まぁここらへんは後日。
ワイヤーの形状
Round(通常の円系)
Ribbon (リボン状のもの)
Twisted/Parallel(ひねりが加わっているもの/2本が平衡になっているもの)
とりあえずRoundのものですね。通常はRoundですので明記されていなかったらRoundです(太さの単位はAWG)。
AWGは“American Wire Gauge”の略。
Round形のワイヤーの太さ(直径)を示すために広く用いられてる単位で、XXX gaって表記されます。gaは(wire) gaugeの略。
他の長さの単位、mmなどとの相対表はこちら。Diameter(直径)の列を参照。
小さい数字のgaのワイヤーの方が太いワイヤー。
大きい数字のgaのワイヤーの方が細いワイヤー。
例
24ga -> 直径0.511mm
32ga -> 直径0.202mm
より太いワイヤー(小さい数字のgaのワイヤー)のほうが、より電気がとおりやすい=抵抗が小さい=はやく、ヒートアップしやすい。
より細いワイヤー(大きい数字のgaのワイヤー)のほうが、より電気がとおりにくい=抵抗が大きい=ゆっくりで、ヒートアップしにくい。
ワイヤーの長さ
通常はinchで記載されているとおもいますが長さも確認してください。
10inchとか25inchがメジャー。 1inch=2.54cm
次回から、材質ごとのワイヤーの説明や、ビルドのための道具、ビルドのガイドなどなど書き込むつもりです。
いつになるかわかりませんが、次回に続く
